2020年6月10日水曜日

13の神々~6の神~ワキブ(律動の音)






6の神~雨と雷の神~ワキブ(律動の音)


マヤでは雷を『神の言葉』を伝える伝達者と信じられています。

神は稲妻で天と地をつなぎ、落雷の轟く雷鳴でメッセージを伝えるのです。

嵐のように強いエネルギーに翻弄されるがごとく、行動の振れ幅も大きくなるでしょう。

小さくまとまるよりも大胆に動き、内に秘めた聖なるエネルギーを体現しましょう。

沢山の出来事に触れ、疲れ、挫折しながら、内面を見つめ成長していく姿こそ、伝達者として周囲に刺激を与える役割を果たすことになるでしょう。

偽りのない言動と翻弄されるがごときの出来事が、その瞬間瞬間を豊かにします。

2020年6月9日火曜日

13の神々~5の神~フォブ(倍音の音)





5の神~賢者の神~フォブ(倍音の音)


東西南北にそれぞれ立ち天を支える4神の中心をマヤでは『ティホ』といいます。

その場所を守るのが『賢者の神』です。

叡智を与えられ、自分の望みを叶える能力に長けています。

ただし、望みをかなえるにはそれ相当の責任が伴います。
その責任を自覚してこそ、自信を持って望みが叶えられます。

いずれそれは自身の欲望だけではなく、周囲を励まし、活気づける役割を果たすでしょう。

2020年6月7日日曜日

13の神々~4の神~カヒブ(自己存在の音)





4の神~太陽の神~カヒブ(自己存在の音)

マヤの神話では4兄弟神が東西南北に立ち、天を支えていたとされています。

神の化身『太陽』を支えていた神、すなわち『太陽の神』とされています。

柱のごとく絶えず天を支えているため、この守護神は一か所に落ち着いているのが特徴。

一見大人しく、能動的にも見受けられますが、土台を安定させる能力が高いため、内面に注意を向け揺るぎない信念で行動し周囲を支えます。

対外的に目を向けると、保守的、内向的とネガティブなイメージがついてきますが、
縁の下を支える欠かせない存在です。

2020年6月6日土曜日

13の神々~3の神~オシブ(電気の音)





3の神~雨と風の神~オシブ(電気の音)

生命の源である雨は、人の喜びを自分の喜びとするように、

この神はあらゆることにおいて人々に喜びや感動を与えます。

多くのことに興味を持ち、風のように軽やかに移動し、多くのことを吸収し、
それを人々に伝え、活気づける働きをします。

電気がスパークするように、活気があり、同時にその反動も激しいのが特徴。

風のように自由に、雨のように惜しみなく恵みを与える事こそ、周囲を活気づけ、
自身の最大の喜びを得ることとなります。

2020年6月5日金曜日

13の神々~2の神~ケブ(月の音)





2の神~死と生贄の神~ケブ(月の音)


マヤの神話では『ツアコル』と『ビトル』という二神が破壊と創造を4度繰り返し、現在の5度目の世界を作ったとされています。

その破壊から創造を手助けしたのが『死と生贄の神』

その献身さが世界を創造したように、この神は自ら献身の道を行きます。

常に何かと対峙させ、競い、自分を見出し、全体の中でその能力を惜しみなく発揮することで、周囲とともに幸福を味わうのです。

周囲への不満や怠慢、快楽への堕落は大きな代償を払うきっかけとなる傾向にあります。

心の中で己と他者を退治させ、常に挑戦し、その能力を周囲へ貢献する役割で組織化を図る能力を得ます。