2020年12月20日日曜日

相性がいいからと言って・・・

 マヤ暦から見る良い相性でつながっている関係の方々を見てみると、

本当に仲の良い関係を感じる方が多いのが特徴です。
ところが、男女の関係になると、それだけでは済まない、複雑な結果をもたらす事が多いのも特徴です。

今回は、良い相性に分けてその特性をご紹介します。


【神秘キン】
まるで前世からの知り合いでもあるかのように、初めて会った気がしないくらいぴったりと息が合う二人。
どんな時でも一緒にいるのが楽しくて、時間を忘れてしまう位の仲の良さが特徴ですが・・・

お互いに一緒にいる時間が楽しすぎて、離れていると不安になったり。
別の人と一緒にいるのを見ただけで嫉妬したり。
ちょっと価値観が合わないと喧嘩になったり。

好きという気持ちが強すぎて、相手を信頼しないと悲しい結末になることも。


【類似キン】
空気のような雰囲気でいられるくらい自然な関係の二人。
言葉がなくとも語り合えると感じるくらい、親近感のある関係ですが・・・

言葉がなくても分かり合えだろうと、当たり前の態度をとったり、お互いに気持ちを伝えなくなってしまったり。
ちょっとぐらいでも許してくれるだろうと、わがままになったり、浮気に発展したり。
喧嘩したらいつまでも口をきかなくなったり。

お互いの甘えが、すれ違いや不貞に走ることになってしまう事も。


【反対キン】
正反対の性質を持っているため、とても魅力的に感じて一重惚れにしてしまう事も多い関係。
刺激になったり、励みになったり、問題が起きた時には、お互いに不得手を補う最強のパートナーとなる二人ですが・・・

真逆の価値観のため、お互いに理解できない部分が多くて喧嘩が絶えなくなったり。
互いを干渉し合うようになったり。

価値観の違いを受け入れられずに、相手を拒絶してしまう結果になる事も。


【ガイドキン】
憧れや目標になる存在であったり、自分自身を導いてくれたり、力を貸してくれる存在であったりする関係であるため、互いを尊重し合い、求めあう関係になるのですが・・・

依存心が強くなって、執着するようになってしまったり。
自分が何でもしてやらないとと、共依存の関係になってしまったり。

自己を失って、相手の存在ばかりを求めて、互いの存在が重くなってしまう結果になる事も。


いかがでしょう。

相性が良く、初めのうちはうまくいっていた二人も、
お互いを信じていなかったり、自分自身のエゴが強くなったり、お互いに尊重せずにいると、関係性は破綻するでしょう。

二人が出会い、共に過ごす事に感謝の気持ちを、どうか忘れずに。



2020年12月15日火曜日

巡るサイクル

時の流れは螺旋のように、曲線を描きながら未来へと進み続けます。


古代マヤ人もそのように考えていたようです。


そして時にはサイクルがあり、ある規則を以って巡るという法則を見出していました。


緻密な観測や計算からいくつもの暦を編み出し、豊かな日常を営んでいた古代マヤ文明ー


今日はマヤの暦の中で最も重要なカレンダー『ツォルキン暦』の1日目にあたる日。


この日の神は『竜の』で、生み出す役割を担います。


何かをスタートさせるのにふさわしい時期。


これからの13日間は是非、スタートを意識してください。




2020年10月12日月曜日

マヤ暦から見る相性~ガイドキン

 これまで、マヤ暦から見る『良い相性』を紹介してきました。


『神秘キン』『類似キン』『反対キン』


この3タイプは相互に相性の良さを感じ合え関係性と言えます。

(『反対キン』に関しては、初めは悪い印象を感じあう事が多いかもしれませんが)


次にご紹介する『ガイドキン』は一方的に好感を持つ関係性になる事が多い相性です。


『ガイドキン』とは、自分を導いてくれる存在を指します。


『ガイドキン』にあたる人は、その存在が自分にとって、目標や指標になり、身近にいると、ヒントやチャンスを与えてくれたり、手助けしてくれる人となる事が多いです。


ただし、その存在に好意を持っても、相手からは好意として返ってこない可能性が高く、精神的距離を保たなければ依存心が高まる事も。

また、相手が優しい人であった場合などは、共依存の関係になる事があります。


与えられた事に感謝し、相手を思いやる気持ちをしっかり持たなければ、関係は破綻する恐れがあるので気を付けましょう。





2020年10月5日月曜日

マヤ暦から見る相性~反対キン

マヤ暦から見る相性で、興味深い相性に『反対キン』というのがあります。

この関係性は、お互いの性質、性格が全く正反対であるのが特徴です。

その為に、特に初対面では、お互いに悪い印象を持つ場合が多いです。


そんな関係の相性が、なぜ、良い相性と言われるのでしょう?


実は、この関係性は、お互いの性質を認め合う事で、最強のパートナーになる可能性が最も高いのです。

正反対の性質を備えているため、お互いの性質を補い、助け合う事が出来るのです。

例えば、悩んでいる時に、反対の角度から感想を聞かせてくれたり、自分には苦手な事も、相手にとっては楽しんで取り組んでもらえることだったりと、支え合う関係になりえるのです。


マヤ暦占いを生業にしている方では、この関係を『チャレンジパートナー』と表現する方もいます。


とても良い表現だなと思います。


親子や兄弟間にこの相性が見られることが多く、信頼できる友人などにも見られます。

そして、異性間では特に『一目惚れ』に多く見られます。

この原理は、出会った際に、男女という性的真逆な性質を受け入れることにより、相手を自然と認めて、受け入れるから起きるのではないかと考えます。


遺伝子学的にも、正反対の遺伝子構造を持つ男女は惹かれやすく、より良い遺伝子を残しやすいと言われています。


「喧嘩するほど仲がいい」と言われるカップルはこの関係性に当てはまる場合が多いでしょう。





2020年9月29日火曜日

マヤ暦から見る相性~類似キン

マヤ暦から見る相性はいくつかありますが、その中で最も強いつながりを感じ合う相性は全部で4つ。

しかし、出会っても強力にその関係を感じない相性があります。


『類似キン』


ドキドキ、ワクワクするといった関係ではなく、互いを空気のように違和感なく自然に受け入れ合える関係です。

初対面でも違和感がなく打ち解ける事が出来ますが、あまりにも自然なため、互いの相性の良さが意識できないことも多いのが特徴です。

刺激し合う、干渉し合うという事はあまりないのですが、同じ目標の為に互いの役割を以って協力し合える関係性であると言えるでしょう。

その為か、長く連れ添う夫婦や、家族、友人、気の合う仲間にこの関係性が見られます。

これはマヤの神話から由来します。

かつて20の神々は二手に分かれ、対になってそれぞれ10の太陽の周りを回る惑星を守っていたと神話に描かれています。
(このうちの『マルデク』という惑星は消滅したとされています)

それゆえに、この神々の守護を受けた者同士が出会うと、一つの事に関して互いに守っていこういこうという意識が働き、自ずと距離が近づき、同じ目標の為に行動し続けるようになったのだと言われています。

周囲の中に、まるで空気のように自然な雰囲気でいられる人がいれば、それはこの『類似キン』関係にあるかもしれませんね。