前回の投稿 20の神々と意識 の中で、20の神々のエネルギーは複数通りに影響を及ぼすとお伝えしました。
ではどのように影響するのでしょう。
何度もお伝えしておりますが、20の神々のエネルギーは『意識』となり、人の心に宿ります。
そして、生まれ持った人間性を格付ける意識は『顕在意識』と『潜在意識』に分かれます。
260のタイプのうち、多くの場合はこれらは全く別のものが組み合わされます。
つまり、一人の心に、異なった意識が同時に存在するのです。
不思議ですよね?
ですが、みなさんはご自身の心の中に全く異なる性質の価値観をそれぞれ感じ取ることはありませんか?
そんな時は、迷ったり、ブレて居るのではないか?と自信を無くしたり、自己否定したり、はっきり言葉にできなかったりといった経験をされたのではないでしょうか?
そういう複雑な人の心理を、マヤの人々は実に正確に細分類しました。
ではそれらはどういった関係性なのでしょうか?
『顕在意識』は表面化しやすい意識として認識されています。
わかりやすく例えると、『見た目に認識しやすい性質』です。
『潜在意識』は心の奥の方に潜っているように存在する意識となります。
そのため、周囲からは認知されにくく、場合によってはご本人でさえも気づいていない事も。
人の心は複雑と言いますが、マヤ民族の視点から見ると、なるほど複雑になるのもわかります。
では、マヤの人々はこの複雑な心の在り方どのように捉えていたのでしょう。
彼らは人の心を植物の木に例えていました。
『顕在意識』は木に例えると『枝』『葉』
これらは現世において活動やコミュニケーションに役立てるツールとして神が与えてくれたのもとされていました。
『潜在意識』は木の『根』
現世においての目的や活動のエネルギー源として神が与えてくれた性質であるとされていました。
神々は人に異なる『意識(価値観、性質)』を与えるのは、そのことによって人が悩み、迷い、苦しみ、そしてそこから学んで成長することを願ってのこと。
そして、『見た目』の『顕在意識』だけではなく『潜在意識』である『根』も大切にし、木がやがて『花』や『実』を付けるように、人々も心豊かに在ってほしいとマヤの人々は解いていました。
さて、いかがだったでしょう。
2回にわたって『顕在意識』と『顕在意識』についてお伝えしてまいしましたが、ご理解いただけたでしょうか?
「マヤ暦は難しい」というご意見が多かったため、私なりにご説明させていただきましたが、やはり複雑な説明になってしまったと実感しております。
今後、更にわかりやすくご説明できるように、文章力を磨いてまいります。