マヤ暦占いで言う『無意識』は、毎年の誕生日に入れ替わります。
マヤの人々は、20の神々のうち、毎年の誕生日に巡ってきた神が、それからの1年を守護すると考えていました。
『顕在意識』の深層下に『潜在意識』が存在しますが、『無意識』は更に下の層に宿ります。
みなさんはここで改めて疑問が生じるのではないでしょうか?
「一つの心に、更に別の意識が宿るのか?」
そうなんです。
一言では説明しきれない、人の心の複雑さを、マヤの人々は暦を通して読み取っていたのです。
年ごとに、ご自身の価値観に、ほんの少しではあると思いますが、違いが生じたと感じたことはありませんか?
それはおそらく『無意識』の影響でしょう。
20の神々が入れ替わり宿ることによって、様々な価値観を体現し、多様的な人々の存在を受け入れる人間性が育まれるように神が与えてくれたと、マヤの人々は考えていました。
『無意識』はその時の出会い、出来事にも影響します。
人々との相性も変化し、付き合いが深くなったり、離れたりと交流にも変化が現れるでしょう。
マヤ暦占いでは、この『無意識』の流れや相性などを読み取り、運勢を診断していきます。
いかがでしたでしょうか?
複雑と言われる『マヤ暦占い』ですが、それは人の心や行動が多様している故の事なのです。
これらをカテゴリーごとに訳、20と13のタイプ別に分類したマヤの人々の叡智は計り知れません。
是非、ご自身がどんなタイプで、どんな『無意識』の状況にあるのかお知りになると、これからの過ごし方に役立つと思います。