2025年12月13日土曜日

『恋は焦らず』マッチングアプリで恋が上手く行かない理由〜男女で違う「恋の始まり方」


こんにちは。

マヤ暦ライフアドバイザーの田中 智咲斗です。

先週に続き、今週も恋愛について触れてみたいと思います。

最近は、マッチングアプリやネットで出会われる方がかなり多くなりましたが、

「マチアプは女性が有利で、マッチングしても全然進展しない。」

という男性の声も多く聞かれます。

マッチングアプリは女性が優位になることは否定はできませんが、

反面、男性が不利になりやすい『やらかし』を気づかないうちにしていないでしょうか?

今回は、ネットにまつわる恋愛時事情にスポットを当ててみましょう。



マッチングアプリにおける男性への印象

マッチングアプリは、私も利用したことがあります。

その中で感じたことは、正直に言うと男性の「理性の低さ」でした。

マッチングした人が、ご自分の欲望を言葉にしてしまうのは、

好意の表れかもしれません。

そのことを踏まえて、メッセージのやり取りをしますが、

いつも展開が早くて、ついていけないことが多々ありました。

他にも、私と同じように感じている女性は少なくありません。

では、どうしてそのように思われるのでしょうか?




男女で違う『恋の始まり方』

実は、男性と女性では、出会いの段階で心の動きが全然違うのです。

多くの男性の出会いの当初は

「期待」「理想」が高まり「想像」が膨らみます。

その中には「性的イメージ」も含まれ、会う前から「好き」という感情が湧いてきます。

対して、女性の場合はどうでしょうか?

多くの女性にとっての出会いの当初は

「安心感」「人柄」「現実性」を確認する段階。

つまり、見極めの時期なのです。



マッチングアプリでブレーキが外れやすい理由

特にマッチンングアプリでは、

男性は会う前に相手のことを好きになりやすい傾向があります。

それは、男性は女性より、視覚的刺激(写真やプロフ)が、

「好意・性欲」へと移りやすい脳の構造に原因します。

加えて、男性ホルモンの『テストステロン』が影響します。

『テストステロン』は

・競争心

・支配欲

・性的欲求

・行動の衝動性

これらを高める働きがあります。

マッチングアプリは、男性と女性の比率が7:3と言われており、

男性にとっては、競争環境にあり、かつ新しい女性との接触が続く状況にあり、

テストステロンが強く刺激されやすくなるのです。

そのため、好意から性的欲望の発展が早く訪れるのです。



女性が慎重になるのは「冷めてる」からではない

それに対して女性は「信頼を感じた相手」に対して、

オキシトシン(愛情ホルモン)が強く分泌され、

相手を受け入れ易くする特徴があります。

女性は、未知の相手に対して、警戒する傾向が高く

・相手が安全な人なのか

・自分を大切にしてくれるか

・誠実な人か

などを慎重に読み取ります。

特に、女性にとってマッチングアプリは危険が伴うのでさらに慎重になります。

ですが、一度相手を信頼すると、一気に受け入れ態勢ができ、

そこで初めて「好き」という感情が湧いてくるのです。



マッチングアプリで起きやすい男女の認識のギャップ

加えて、出会い当初のメッセージのやり取りに感じる男女のギャップも生じます。

マッチングアプリにおいて男性に起きやすい錯覚

・マッチする=相手にも好意がある

・返信が来る=期待していい

・距離が縮んだ=性的関心が高まる

女性の実感

・マッチした=候補に入っただけ

・返信する=会うかどうかは別

・安全確認が様子見なので、性的な話をされると引く

そして、非対面という状況が、男性をより積極的に、女性をより慎重にさせるのです。

このメカニズムが、マッチングアプリの落とし穴なのです。

マッチングの初期の男性の積極性は、女性にとってはプレッシャーになったり、

自分は軽く扱われているのでは?と落胆させてしまう結果になるのです。

それが『やらかし』の発端につながるのです。



恋は焦らず 『理性』のコントロールが愛情を生む

マッチングアプリは競争がつきもの。

スピードが重視と思われがちですが、やはりお互いの人となりや道徳の方が大切です。

はやる気持ちや他の人に取られたくない焦りもわかります。

ですが、もしうまく行きたいと願うなら、むしろ焦りは禁物です。

恋愛は信頼の上に成り立つもの。

理性をどれだけコントロールするかは信頼を得ることにつながります。

お互いの欲望を満たし合うのは、二人が特別な関係になってから。

それまでは、お互いを労わり合い、温め合って、距離を縮めることに意識を向けてください。