こんにちは。
マヤ暦ライフアドバイザーの田中 智咲斗です。
今回は、居酒屋での占いの時に感じたお話をさせて頂こうかと思います。
私は、北の大地・札幌で普段はオンラインで占いをしているのですが、
月に2回ほど、すすきのの近くのある『二条市場』の中の居酒屋でも
占いをさせていただいています。
オンラインが便利な世の中になりましたが、居酒屋で占いを続けるのは、
気楽に立ち寄れて、それでいて、お酒を飲みながらリラックスして“本物の占い“ができるからです。
実際に、居酒屋での相談者様の殆どが占い未経験の方で、気軽に体験できるのが魅力でしょう。
近所の野良猫が遊びに来ることもあり、暖かい居酒屋の雰囲気が好きで、リピートする相談者様も多いです。
先日も、常連さんが予約をしてくださいました。
居酒屋の温もりで、心がほぐれる時間
予約当日、その常連さんは予約時間ギリギリにお店に入ってきました。
「すみません、ギリギリになって・・・」
と言いながら、重たそうな荷物を携えている姿は、まさに“お疲れ“そのもの。
寒かったのでしょう。頬は赤く染まっていました。
「時間なので早速お願いします。」
と気遣ってくださるお客様に、まずはカウンターに座りましょうと答えました。
相談者様は、時間を気にしてくださいましたが、あまりにもお疲れのご様子を放っては置けません。
「今日はまだ他に予約がないので。まずは、今日は温かいものをいかがですか?」
と飲み物をお勧めしました。
グッタリされていた相談者様が、ホットドリンクを両手で包むように持ち、「ふぅ、ふぅ」と冷ましながらひとくち飲むと、
疲れが溶け落ちたかのように、みるみるとお顔に明るさが戻ってきたのでした。
疲れての原因は、合わない仕事!?
相談者様がすっかり落ち着いた頃、飲み物を持ってテーブルに移動して占いを始めました。
今回のご相談は、転職についても聞きたいとの事だったので、現在の職業を伺いました。
すると途端に、相談者様の疲れの原因がわかったのです。
どういうことかというと、その時、相談者様が従事している仕事は、マヤ暦から見ると、相談者様にとって全く合っていなかったのです。
合わない仕事で無理していたので、ご本人の想像以上に神経を使ってるのではないか?と尋ねてみました。
すごく気を使うとの事でした。
さらにお話を聞くと、以前は別のお仕事をされていたのだそうです。
それが、『コロナ』をきっかけに続けられなくなり、仕方なく今の仕事を始められたそうです。
私は、お店に入ってきた時の相談者様の姿を思い出しました。
疲れ切って、息を切らせながら入ってきた姿を思い出した時、もうこの人をあんなに疲れさせたくない!という感情が湧いてきました。
相談者様は、どうしてこんなに毎日疲れているのか不思議でたまらなかったのだそうです。
合わない仕事を続けることのリスクをお話しし、転職することと、いつぐらいがベストの時期なのかをお伝えし、占いは終了しました。
気軽な雑談が、居酒屋の楽しみのひとつ
自分のやりたい仕事をしても良いという結果が出たためか、相談者さんはとても晴れやかな表情になりました。
カウンターに戻り、もう一杯飲み物をご注文されました。
他にお客様もいなかった為、私もカウンターで飲みながらお店のスタッフも混ざって雑談が始まりました。
ご結婚が近いとのことで、お二人にとってのおすすめの結婚式のスタイルについて話をしたり、婚約者をうまく誘導するアドバイスなど。
占いの時間は過ぎましたが、余裕がある時に、占い師と雑談できて、開運のアドバイスが聞けるのも、居酒屋ならではです。
グラスが空になった頃、すっかり満足された表情になった相談者様は、入ってきた時とは見違えるように、明るい顔でお店を後にしました。
オンラインでは提供できない“癒し“
オンラインでの占いは私にとってもとっても便利で助かってる部分は大きいです。
お客様にとっても、わざわざ予約時間に合わせて出掛けることもなく、ご自分のお好きなリラックスできる場所で占いを受けることが出来るのでやはり便利なようです。
ですが、居酒屋で占い受けた殆どの相談者様は、次回ご予約くださる時はオンラインではなく居酒屋の方にお越しくださります。
伺ってみると、居酒屋のお店の雰囲気がいいようですね。
お酒が飲めて、お食事もでき、何より相談者様の様子に合わせて接してくれる、そんな温もりが感じるからこそ、また居酒屋にリピートしてくれるんでしょうね。
自宅よりも満足できる空間が、居酒屋にはあるようです。
私が居酒屋で占いを続けるのも、同じ理由です。
その温もりや空気が、お客様に伝わってるようで、嬉しいですね。
居酒屋は、人と人が出会い、癒し合う空間。
そんな素敵な場所で占いができるのを光栄に思います。
皆さんも機会があれば、寄ってみてください。