こんにちは。
マヤ暦ライフアドバイザーの田中 智咲斗です。
みなさんは、誰かに「ありがとう」と言いたいのに、いい出せないことはありませんか?
一言でいいのに、なんだか言葉が出てこない。
今は言えなかったけど、また今度言えるから。
そんなふうに思って、言いそびれていませんか?
言えない理由の一つに『心の緊張』が隠れているかもしれません。
「ありがとう」が言い出せない、優しさ
「ありがとう」が言えない心理には、以下の要素が隠れていると考えられます。
・恥ずかしい
・感謝よりも、何かをしてもらった罪悪感の方が強い
・見返りを期待されたくない
・いつも、与える側だから、言うタイミングがわからない
など。
特に、2番目の、『罪悪感』を強く感じる人は多いのではないでしょうか?
助けてもらって申し訳ない。手間を掛けさせて悪いことをした。
そう思って、つい「ごめんなさい」と言っていませんか?
気持ちが優しいあなたは、相手に負担をかけたと思ってしまっているのだと思います。
だから、「ありがとう」を言いそびれてしまっているのでしょう。
優しい人にありがちな、緊張
また、「ありがとう」を言うのが苦手な方もいらっしゃるでしょう。
例えば、
・幼少期に「感謝しなさい」と言われ過ぎて、形式化してしまった
・本気で「ありがとう」を言ったら、軽く扱われた経験がある
・感謝しているけど、人との距離感を掴めなくて言えずにいる
などと言った具合ではないでしょうか。
心優しいあなたは、人に気を使い過ぎて、
本当は言いたいのに、言い出せないのではないでしょうか。
「ありがとう」は癒しの言葉
言葉にしなけば、伝わらないのはわかっているのに、どうしても言いそびれてしまう。
そのため、自分を責めてしまう人もいらっしゃるでしょう。
どうやったら、重くなく言えるのか?悩んだ方もいるかもしれませんね。
でしたら、あなたが「ありがとう」を言われた時を思い出してください。
あなたは「ありがとう」を言われる前に、そう言ってもらおうと思っていましたか?
私はそうではないと思います。
思い返してみてください。
あなたが感謝される前、あなたは、役に立っただろうか?余計なことしてないだろうか?
と少し不安に思っていたのではないかと思います。
その時「ありがとう」と言われて、自分の不安が解消され、
かつ、相手が喜んでくれているので、
嬉しく感じたのではないでしょうか?
「ありがとう」という言葉は、感謝の言葉であると同時に、
言われた人にとっては、『癒しの言葉』になるのです。
伝えられるうちに伝えたい「ありがとう」
あなたは、本当なら「ありがとう」を伝えたいのだと思います。
いざ「ありがとう」を言うとなると、気が張って重たくなるかもしれませんが、
慣れると、自然と言えるようになります。
軽く言えるようになると、「ありがとう」の言葉の意味まで軽くなると心配になるかもしれません。
ですが、人とのつながりは儚いものです。
伝えようと思った時に、その相手がそばにいるとは限りません。
失ってから後悔しないように、そばにいるうちに言葉にしましょう。
『優しい人』から『温かい人』へ
「ありがとう」は癒しの言葉。
あなたと、感謝している相手が共に心が癒されるように、少しずつ言葉にしてみましょう。
言葉にできたら、あなたの心の中に、新しい風が吹くかも知れません。
その時、あなたは『優しい人』から『温かい人』になっているでしょう。





