2025年11月2日日曜日

『死者の日』〜メキシコのお祭り〜Día de los Muertos


11月に入りましたが、みなさんはいかがお過ごしですか?

こちら、札幌では、先週初雪が降り、紅葉も散り始めて、

すっかり冬の始まりの装いです。

11月に入ると、マヤ暦が生まれたメキシコでは

有名な『死者の日』というお祭りが行われます。




『死者の日』〜メキシコのお祭り〜Día de los Muertos

11月1日と11月2日にメキシコの各地でおこなわれる習慣で、

その日、亡くなった人が帰ってくると言われています。

日本のお盆のようなものですね。

諸説ありますが、アステカ文明などで行われていた

死者の骨を守る女神を祀るお祭りが8月ごろにあって、

キリスト教が普及されてから、キリスト教の『諸聖人の日』と融合されて

今の形に受け継がれたという説が濃厚です。



亡くなった人が会いにきてくれる日

1日は、亡くなった子供が、2日は亡くなった大人が帰ってくると言われていて、

祭壇には故人が好きだった食べ物を供えて、帰ってくる故人をもてなします。

その他に、センパスチトルというマリーゴールドの一種のオレンジ色の花や

カラフルに飾った骸骨をお供えします。



『死』への独特な価値観

ガイコツを彩るって、すごく独特な感じがしますよね?

マヤ文明が盛んなころから、メキシコ地方ではガイコツを飾ったりしていたようです。

ガイコツは、先祖や個人の亡骸、“命の象徴“として大切に扱っていました。

マヤ文明の思想では、『死』は恐怖ではなくむしろ祝福するものとされていました。

“終わり“ではなく、“始まり“

『死』は新しい命として誕生するための大切な入口。

輪廻転生を信じていたマヤの人々は、そんなふうに考えていたそうです。

その考えは、『マヤ暦』にも反映されています。

ネガティブに感じることも、ポジティブに捉えて暮らしていたマヤ人を素敵に思います。



死者の日に思う


マヤの人々が語ったように、死は終わりではなく、循環のひとつ。


生きることに難しさを感じやすい世の中ですが、


『今』だけに縛られることなく、


未来や人生そのものにも意識を向けてみたいと思います。


死者の日を心に留めてみるのも良いかもしれません。

人々が語ったように、死は終わりではなく、循環のひとつ。