2020年6月12日金曜日

13の神々~8の神~ワシャキブ(銀河の音)








8の神~若いトウモロコシの神~ワシャキブ(銀河の音)


マヤの神話では「人間はトウモロコシの粉と蛇の血で作られた」と伝えられています。

そのため、トウモロコシの黄色は大地の色とされ、マヤのシンボルカラーともなってます。

この神は『風の女神』でもあり、生命に息吹を与え、大地を黄金色に身のさせる富と豊穣の象徴です。

この神に守護された場合、アイデア豊富で創造的な仕事をする能力を得ます。

ただ、神話の中では「昔々、トウモロコシの種は硬い石の殻に入っていて、なかなか目が出なかったが、雷がその石を割ったのである」と伝えられています。

普段から、自分がどのように周囲から見られているのか意識して、常識に囚われやすく、トウモロコシの殻のように頑固になりがち。

周囲の意見に耳を傾けることで、更に富と豊穣が得られるでしょう。

2020年6月11日木曜日

13の神々~7の神~ウクブ(共振の音)






7の神~夜の太陽の神~ウクブ(共振の音)


『夜の太陽』とは暗闇を見通すジャガーの目のこと。

ジャガーのように見えない遠い未来を予知する予言者を表します。

マヤの民はカレンダーラウンドに従い、過去の出来事から未来を予測していました。

『歴史は繰り返す』その言葉そのものも日々の営み中で重要とされていたのです。

『夜の太陽の神』は思い描いた過去の歴史を未来へと予測し実現可能な能力を秘めます。

ただし、イメージしたそのものがネガティブなものである場合もそれが現実となってしまいます。

過去の悪いイメージにとらわれず、未来への明るいイメージを重ねることで、周囲も含め豊かな時を実現することでしょう。 

2020年6月10日水曜日

13の神々~6の神~ワキブ(律動の音)






6の神~雨と雷の神~ワキブ(律動の音)


マヤでは雷を『神の言葉』を伝える伝達者と信じられています。

神は稲妻で天と地をつなぎ、落雷の轟く雷鳴でメッセージを伝えるのです。

嵐のように強いエネルギーに翻弄されるがごとく、行動の振れ幅も大きくなるでしょう。

小さくまとまるよりも大胆に動き、内に秘めた聖なるエネルギーを体現しましょう。

沢山の出来事に触れ、疲れ、挫折しながら、内面を見つめ成長していく姿こそ、伝達者として周囲に刺激を与える役割を果たすことになるでしょう。

偽りのない言動と翻弄されるがごときの出来事が、その瞬間瞬間を豊かにします。

2020年6月9日火曜日

13の神々~5の神~フォブ(倍音の音)





5の神~賢者の神~フォブ(倍音の音)


東西南北にそれぞれ立ち天を支える4神の中心をマヤでは『ティホ』といいます。

その場所を守るのが『賢者の神』です。

叡智を与えられ、自分の望みを叶える能力に長けています。

ただし、望みをかなえるにはそれ相当の責任が伴います。
その責任を自覚してこそ、自信を持って望みが叶えられます。

いずれそれは自身の欲望だけではなく、周囲を励まし、活気づける役割を果たすでしょう。

2020年6月7日日曜日

13の神々~4の神~カヒブ(自己存在の音)





4の神~太陽の神~カヒブ(自己存在の音)

マヤの神話では4兄弟神が東西南北に立ち、天を支えていたとされています。

神の化身『太陽』を支えていた神、すなわち『太陽の神』とされています。

柱のごとく絶えず天を支えているため、この守護神は一か所に落ち着いているのが特徴。

一見大人しく、能動的にも見受けられますが、土台を安定させる能力が高いため、内面に注意を向け揺るぎない信念で行動し周囲を支えます。

対外的に目を向けると、保守的、内向的とネガティブなイメージがついてきますが、
縁の下を支える欠かせない存在です。