2020年9月29日火曜日

マヤ暦から見る相性~類似キン

マヤ暦から見る相性はいくつかありますが、その中で最も強いつながりを感じ合う相性は全部で4つ。

しかし、出会っても強力にその関係を感じない相性があります。


『類似キン』


ドキドキ、ワクワクするといった関係ではなく、互いを空気のように違和感なく自然に受け入れ合える関係です。

初対面でも違和感がなく打ち解ける事が出来ますが、あまりにも自然なため、互いの相性の良さが意識できないことも多いのが特徴です。

刺激し合う、干渉し合うという事はあまりないのですが、同じ目標の為に互いの役割を以って協力し合える関係性であると言えるでしょう。

その為か、長く連れ添う夫婦や、家族、友人、気の合う仲間にこの関係性が見られます。

これはマヤの神話から由来します。

かつて20の神々は二手に分かれ、対になってそれぞれ10の太陽の周りを回る惑星を守っていたと神話に描かれています。
(このうちの『マルデク』という惑星は消滅したとされています)

それゆえに、この神々の守護を受けた者同士が出会うと、一つの事に関して互いに守っていこういこうという意識が働き、自ずと距離が近づき、同じ目標の為に行動し続けるようになったのだと言われています。

周囲の中に、まるで空気のように自然な雰囲気でいられる人がいれば、それはこの『類似キン』関係にあるかもしれませんね。



2020年9月24日木曜日

マヤ暦から見る相性~神秘キン

 マヤ暦から見る人間関係の中で、強い結びつきを感じ合う最もポピュラーな4つの相性があります。


20の神々のエネルギーによって影響されるもので、


 ・神秘キン

 ・類似キン

 ・反対キン

 ・ガイドキン


この4つに分けられます。


一つのKINに対して、この4タイプの相性良い相手が存在します。

この相性の性質を知ることで、恋人や家族、友人や職場での人間関係で生まれる


「どうしてこの人とは・・・?」


という疑問がたちどころに理解できるようになると思います。



さて、まず『神秘キン』とは?


この相性はお互いに強く「惹かれ合う」関係性です。

初めて会ったとしても違和感なく打ち解け、話が弾むことが多いでしょう。

ドキドキやワクワクといった感覚に溢れ、お互いにポジティブになれる間柄になり、

時間を忘れるくらいに楽しく過ごす事が出来ます。


異性では恋人になるケースが多く、その他に、親友や家族など身近な人で強いつながりを感じ合う間柄に多く存在します。

身近にいると励まし合い、支え合い、刺激し合い、長く良い関係性が期待できる相性です。







2020年9月23日水曜日

マヤ暦から見る相性

 マヤ暦ライフアドバイスでは、個人間の相性を知る事が出来ます。


『神は人を配置してメッセージを伝える』


マヤの民はそう考えていました。

出会いや人間関係は神が現世の人々に与えるメッセージであると。


人とのつながりで己を知る事。

人とのつながりで未来を育む事。


恋愛、友情、家族、仕事などなど

人は様々な人々との関わりを持っています。


ご自分が周囲の人々とどのような関係性を持っているのか、マヤ暦で解き明かしてみてはいかがでしょうか?

より良いお付き合いが出来るようになると思います。





2020年9月11日金曜日

13の神々エネルギー~銀河の音

毎日入れ替わる神々は20の神々の他、13の神々があります。


13の神々のエネルギーは人の体と、体を使う傾向が脳に宿ると以前ご紹介しました。

 意識と銀河の音

このエネルギーは行動パターンや考え方に現れます。


それにより、リーダー的な存在になったり、プロデュースが得意になったり、組織化したりと、能力が分かれ、役割を担うことにつながります。


反面、『癖』としても現れます。

失敗や揉め事の原因にも関係することが。


長所として捉える事も出来ますが、行動の度が過ぎると短所になる事も。


ご自身の銀河の音を客観的に捉え、思考や癖を理解し、活用することで、より良い暮らしが期待できます。




2020年9月10日木曜日

個性を生かすことで、悩みが減る?

 

マヤ暦ライフアドバイスでは、お客様の性質や価値観、能力や行動性をそれぞれ分けて、診断し、それらを合わせて、総合的に個性診断します。

そして、その診断をもとに、その方の個性にあったライフスタイルを提案します。

実は、この方法は、お悩み解決にも役立つのです。

悩んでいる方の多くは、『自分らしさ』を生かさず、周囲の作った常識の中で生活されている傾向にあります。

周囲の人間性や環境、状況を整理して見つめなおし、『自分らしく』過ごす事で、多くのストレスが軽減されます。

何よりも、ご自身が無理をしないので、心も体もずっと楽になると思います。


長い期間、周囲に合わせて本当のご自身の個性を見失うこともあるでしょう。

そんな時は、いったん立ち止まって、ご自身を見つめなおし、本当の自分の心の声に耳を傾ける事をおススメします。



2020年9月9日水曜日

無意識とは?

 マヤ暦占いで言う『無意識』は、毎年の誕生日に入れ替わります。


マヤの人々は、20の神々のうち、毎年の誕生日に巡ってきた神が、それからの1年を守護すると考えていました。


『顕在意識』の深層下に『潜在意識』が存在しますが、『無意識』は更に下の層に宿ります。


みなさんはここで改めて疑問が生じるのではないでしょうか?


「一つの心に、更に別の意識が宿るのか?」


そうなんです。


一言では説明しきれない、人の心の複雑さを、マヤの人々は暦を通して読み取っていたのです。


年ごとに、ご自身の価値観に、ほんの少しではあると思いますが、違いが生じたと感じたことはありませんか?


それはおそらく『無意識』の影響でしょう。


20の神々が入れ替わり宿ることによって、様々な価値観を体現し、多様的な人々の存在を受け入れる人間性が育まれるように神が与えてくれたと、マヤの人々は考えていました。


『無意識』はその時の出会い、出来事にも影響します。

人々との相性も変化し、付き合いが深くなったり、離れたりと交流にも変化が現れるでしょう。


マヤ暦占いでは、この『無意識』の流れや相性などを読み取り、運勢を診断していきます。


いかがでしたでしょうか?

複雑と言われる『マヤ暦占い』ですが、それは人の心や行動が多様している故の事なのです。


これらをカテゴリーごとに訳、20と13のタイプ別に分類したマヤの人々の叡智は計り知れません。


是非、ご自身がどんなタイプで、どんな『無意識』の状況にあるのかお知りになると、これからの過ごし方に役立つと思います。




2020年9月4日金曜日

やりがいと執着

 人の心理に、

相手のために何かをすると、その回数や労力によって、

相手への思いが深なることがあります。


相手を、自身の労力の対価に見合うくらい価値がある人であると、脳が思い込むためだそうです。


余談ですが、甘え上手な女性がモテるのはその為と言われています。


頼られ、相手の役に立ち、喜ばせることはとてもうれしい事。

いつしか、相手の喜ぶ姿を見るのが、自分自身にとっての喜びとなり、

やがてやりがいや生きがいになる事もあるでしょう。


しかし、人と人との関係は、時に儚く、いつまでも同じという訳にはいかなくなる事もあります。


互いの関係に距離を感じるようになった時。

孤独を感じるようになった時。

報われたと感じなくなった時。


その時、どう思うでしょうか?


自分の努力が足りないと、自分を責めるでしょうか?

これまでの努力や苦労をわかっていないと、相手を責めるでしょうか?

その人、あるいは仕事を支えているのは自分だから、もっと頑張らねばと自分を鼓舞するでしょうか?


それまでの労力が重なれば重なる程、重いは強くなるでしょう。

離れがたい気持ちになるのは当然と言えるかもしれません。

そして、その為にあらゆる手段を考え、行動してしまうかもしれないでしょう。


それが執着へとつながるのです。


そうなった時、とても苦しい気持ちで過ごし始めることになるのではないでしょうか?


もし、執着していると感じた時は、


「自分が好きでやったこと。」


と思いなおせば、きっと心もずっと軽くなる事でしょう。


そして、新たな道が開けると思います。




2020年9月3日木曜日

顕在意識と潜在意識

 前回の投稿 20の神々と意識 の中で、20の神々のエネルギーは複数通りに影響を及ぼすとお伝えしました。

ではどのように影響するのでしょう。

何度もお伝えしておりますが、20の神々のエネルギーは『意識』となり、人の心に宿ります。

そして、生まれ持った人間性を格付ける意識は『顕在意識』と『潜在意識』に分かれます。

260のタイプのうち、多くの場合はこれらは全く別のものが組み合わされます。

つまり、一人の心に、異なった意識が同時に存在するのです。

不思議ですよね?

ですが、みなさんはご自身の心の中に全く異なる性質の価値観をそれぞれ感じ取ることはありませんか?

そんな時は、迷ったり、ブレて居るのではないか?と自信を無くしたり、自己否定したり、はっきり言葉にできなかったりといった経験をされたのではないでしょうか?

そういう複雑な人の心理を、マヤの人々は実に正確に細分類しました。


ではそれらはどういった関係性なのでしょうか?


『顕在意識』は表面化しやすい意識として認識されています。

わかりやすく例えると、『見た目に認識しやすい性質』です。

『潜在意識』は心の奥の方に潜っているように存在する意識となります。

そのため、周囲からは認知されにくく、場合によってはご本人でさえも気づいていない事も。


人の心は複雑と言いますが、マヤ民族の視点から見ると、なるほど複雑になるのもわかります。

では、マヤの人々はこの複雑な心の在り方どのように捉えていたのでしょう。

彼らは人の心を植物の木に例えていました。




『顕在意識』は木に例えると『枝』『葉』

これらは現世において活動やコミュニケーションに役立てるツールとして神が与えてくれたのもとされていました。

『潜在意識』は木の『根』

現世においての目的や活動のエネルギー源として神が与えてくれた性質であるとされていました。


神々は人に異なる『意識(価値観、性質)』を与えるのは、そのことによって人が悩み、迷い、苦しみ、そしてそこから学んで成長することを願ってのこと。

そして、『見た目』の『顕在意識』だけではなく『潜在意識』である『根』も大切にし、木がやがて『花』や『実』を付けるように、人々も心豊かに在ってほしいとマヤの人々は解いていました。


さて、いかがだったでしょう。

2回にわたって『顕在意識』と『顕在意識』についてお伝えしてまいしましたが、ご理解いただけたでしょうか? 

「マヤ暦は難しい」というご意見が多かったため、私なりにご説明させていただきましたが、やはり複雑な説明になってしまったと実感しております。

今後、更にわかりやすくご説明できるように、文章力を磨いてまいります。

2020年9月1日火曜日

20の神々と意識

前回の投稿で『意識』は人の心に宿った、20の神々のエネルギーであるとお伝えしました。


『意識』は3種類に分けられます。

『顕在意識』『潜在意識』『無意識』 この3種類です。


今回は『顕在意識』『潜在意識』についてご案内します。

ここで疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

『意識』は人の心に宿るのに、なぜ何種類もあるのか?

その疑問に詳しく触れていきたいと思います。


以前マヤ暦のサイクルについてご説明しました。


『意識』は『20の神々』が毎日入れ替わり生まれた人の心に宿ります。

その毎日入れ替わる神々のエネルギーが『顕在意識』です。

では『潜在意識』はどのように宿るのでしょうか?

『20の神々』は毎日入れ替わる際、13の神々が『1』の時、その後13日間暦の表側で入れ替わる神々のエネルギーの裏で、緩やかにそのエネルギーを発揮します。
13日間ごとにこれが繰り返されます。それこそが『潜在意識』なのです。


少し複雑かもしれませんね。

つまり20の神々のエネルギーの影響作用は複数通りあり、それが地球上のあらゆる出来事や、私たちの心への宿り方に影響を与えているという事なのです。

この点が、「『マヤ暦』は難しい」と言われる所かもしれません。


マヤの民は遥か太古から数多の星を観察し、多くの地球の出来事を記録し、宇宙と時の流れと地上の出来事を検証し、正確無比なカレンダーや建造物を残した人々でした。

その正確性から、複雑な宇宙の仕組みについての解釈にも至っていたのかもしれません。
残念ながら、多くの書物が宣教師たちによって廃棄されてしまったため、それらについては空想でしかありませんが。

ただし、マヤの民の一見複雑かつ立体的な宇宙感覚は神聖暦『ツォルキン暦』にも反映されており、私たち人間の複雑な心を在り方を見事に解いていると言えるでしょう。

次回は『顕在意識』『潜在意識』がどのように宿っているのかをご説明したいと思います。