2025年11月6日木曜日

「ありがとう」が言えない理由〜優しい人ほど言葉が出ないワケ

 


こんにちは。

マヤ暦ライフアドバイザーの田中 智咲斗です。

みなさんは、誰かに「ありがとう」と言いたいのに、いい出せないことはありませんか?

一言でいいのに、なんだか言葉が出てこない。

今は言えなかったけど、また今度言えるから。

そんなふうに思って、言いそびれていませんか?

言えない理由の一つに『心の緊張』が隠れているかもしれません。



「ありがとう」が言い出せない、優しさ

「ありがとう」が言えない心理には、以下の要素が隠れていると考えられます。


・恥ずかしい

・感謝よりも、何かをしてもらった罪悪感の方が強い

・見返りを期待されたくない

・いつも、与える側だから、言うタイミングがわからない


など。


特に、2番目の、『罪悪感』を強く感じる人は多いのではないでしょうか?

助けてもらって申し訳ない。手間を掛けさせて悪いことをした。

そう思って、つい「ごめんなさい」と言っていませんか?

気持ちが優しいあなたは、相手に負担をかけたと思ってしまっているのだと思います。

だから、「ありがとう」を言いそびれてしまっているのでしょう。




優しい人にありがちな、緊張

また、「ありがとう」を言うのが苦手な方もいらっしゃるでしょう。

例えば、


・幼少期に「感謝しなさい」と言われ過ぎて、形式化してしまった

・本気で「ありがとう」を言ったら、軽く扱われた経験がある

・感謝しているけど、人との距離感を掴めなくて言えずにいる


などと言った具合ではないでしょうか。

心優しいあなたは、人に気を使い過ぎて、

本当は言いたいのに、言い出せないのではないでしょうか。



「ありがとう」は癒しの言葉

言葉にしなけば、伝わらないのはわかっているのに、どうしても言いそびれてしまう。

そのため、自分を責めてしまう人もいらっしゃるでしょう。

どうやったら、重くなく言えるのか?悩んだ方もいるかもしれませんね。

でしたら、あなたが「ありがとう」を言われた時を思い出してください。

あなたは「ありがとう」を言われる前に、そう言ってもらおうと思っていましたか?

私はそうではないと思います。

思い返してみてください。

あなたが感謝される前、あなたは、役に立っただろうか?余計なことしてないだろうか?

と少し不安に思っていたのではないかと思います。

その時「ありがとう」と言われて、自分の不安が解消され、

かつ、相手が喜んでくれているので、

嬉しく感じたのではないでしょうか?

「ありがとう」という言葉は、感謝の言葉であると同時に、

言われた人にとっては、『癒しの言葉』になるのです。



伝えられるうちに伝えたい「ありがとう」

あなたは、本当なら「ありがとう」を伝えたいのだと思います。

いざ「ありがとう」を言うとなると、気が張って重たくなるかもしれませんが、

慣れると、自然と言えるようになります。

軽く言えるようになると、「ありがとう」の言葉の意味まで軽くなると心配になるかもしれません。

ですが、人とのつながりは儚いものです。

伝えようと思った時に、その相手がそばにいるとは限りません。

失ってから後悔しないように、そばにいるうちに言葉にしましょう。



『優しい人』から『温かい人』へ

「ありがとう」は癒しの言葉。

あなたと、感謝している相手が共に心が癒されるように、少しずつ言葉にしてみましょう。

言葉にできたら、あなたの心の中に、新しい風が吹くかも知れません。

その時、あなたは『優しい人』から『温かい人』になっているでしょう。


2025年11月2日日曜日

『死者の日』〜メキシコのお祭り〜Día de los Muertos


11月に入りましたが、みなさんはいかがお過ごしですか?

こちら、札幌では、先週初雪が降り、紅葉も散り始めて、

すっかり冬の始まりの装いです。

11月に入ると、マヤ暦が生まれたメキシコでは

有名な『死者の日』というお祭りが行われます。




『死者の日』〜メキシコのお祭り〜Día de los Muertos

11月1日と11月2日にメキシコの各地でおこなわれる習慣で、

その日、亡くなった人が帰ってくると言われています。

日本のお盆のようなものですね。

諸説ありますが、アステカ文明などで行われていた

死者の骨を守る女神を祀るお祭りが8月ごろにあって、

キリスト教が普及されてから、キリスト教の『諸聖人の日』と融合されて

今の形に受け継がれたという説が濃厚です。



亡くなった人が会いにきてくれる日

1日は、亡くなった子供が、2日は亡くなった大人が帰ってくると言われていて、

祭壇には故人が好きだった食べ物を供えて、帰ってくる故人をもてなします。

その他に、センパスチトルというマリーゴールドの一種のオレンジ色の花や

カラフルに飾った骸骨をお供えします。



『死』への独特な価値観

ガイコツを彩るって、すごく独特な感じがしますよね?

マヤ文明が盛んなころから、メキシコ地方ではガイコツを飾ったりしていたようです。

ガイコツは、先祖や個人の亡骸、“命の象徴“として大切に扱っていました。

マヤ文明の思想では、『死』は恐怖ではなくむしろ祝福するものとされていました。

“終わり“ではなく、“始まり“

『死』は新しい命として誕生するための大切な入口。

輪廻転生を信じていたマヤの人々は、そんなふうに考えていたそうです。

その考えは、『マヤ暦』にも反映されています。

ネガティブに感じることも、ポジティブに捉えて暮らしていたマヤ人を素敵に思います。



死者の日に思う


マヤの人々が語ったように、死は終わりではなく、循環のひとつ。


生きることに難しさを感じやすい世の中ですが、


『今』だけに縛られることなく、


未来や人生そのものにも意識を向けてみたいと思います。


死者の日を心に留めてみるのも良いかもしれません。

人々が語ったように、死は終わりではなく、循環のひとつ。



2025年11月1日土曜日

2025年11月1日 Kin 222 白い風


今日から『白い風』の13日間が始まります。

精神の力を持つ『風の神』に守護される時です。


目に見えないものを感じて、優先的に行動する性質があります。

普段、なかなか意識していない『見えないもの』に意識を向けてみましょう。

例えば、空気や風、音や声、気持ちや温もり、雰囲気など。


特に、瞑想がオススメです。

目を閉じてじっとしみてください。

いろんな事を感じるでしょう。

その感受性を大切にしましょう。


音楽が癒しになります。

瞑想中に音楽をかけるといいでしょう。

おやすみ前やリラックスタイムにも音楽が流すといいですね。


伝えるエネルギーを持ちます。

言い出せなかったことがあったら、この時期に言葉にしてみましょう。

風が運んでくれます。

ただし、大袈裟すぎる言葉には十分に気をつけて。


精神性が豊かになり、想像力他高まるでしょう。

読書をしたり、創作活動にぴったりです。

イマジネーションを刺激するものに触れるのもいいでしょう。


キラキラさんは『白い風』さん。

思い切ってご自身が思ったことを行動に移してみましょう。


ワクワクさんは『青い嵐』さん。

いつもとは違った行動で視野を広げてみましょう。


ノリノリさんは『赤い地球』さん。

目標、目的に沿った行動がオススメです。


ハラハラさんは『黄色い人』さん。

ちょっと嫌な事があるかもしれませんが、意地を張らずに流れに身を任せましょう。


ぜひ参考にして、素敵な13日間をお過ごしください。

2025年10月30日木曜日

いい子過ぎて疲れきってしまっているあなたへ


こんにちは。

マヤ暦ライフアドバイザーの田中 智咲斗です。

みなさんは、人に気を使う時、どの程度気を使いますか?

私は『適度』を心がけていますが、

人によっては周りに気を使い過ぎて、疲れ過ぎてるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私の相談者様にも、よくいらっしゃいます。

『いい人』が染み付いて、疲れ切っている方が。

皆さん、ご家族や、恋人、職場の方などについて占いにいらっしゃるんですが、肝心のご自分のことはいつも後回し。

「みんなが笑顔なら、これでうまくやれるなら、それでいい」

そんなふうに思って、本当の自分の気持ちを押し殺してはいませんか?

それじゃあ運気が上がりません。



優しさが生み出す虚しさと孤独

「誰にも傷ついてほしくない」

「私が我慢すればいいだけなら」

『いい人』が染み付いて疲れ切ってる人の殆どがそう言います。

人に優しくしようとして、自分の気持ちを後回し。

周りの人は、気を遣っていることに誰も気が付かない。

もしかしたら当たり前だと思われてるかも。

ずっと気を遣っているから、一人になると、ぐったりして泣きそうになることだってある。

「私、何やってるんだろう。」

そんな虚しい言葉が胸に浮かぶ。

良かれと思って取った行動の積み重ねが、いつのまにか虚しさを生んでいた。

人のためにやっていたことなのに、気が付いたら、今の辛さを誰にも話せない。

あなたも、そんなに風に思っていませんか?



見失ってしまった本当の気持ち

だんだん辛くなってきているのに、どうしていいかわからない。

SNSや本には

「自分を大切に」

「いい人を辞めたら楽になれる」

「自分のやりたい事をするのが一番」

なんて言葉が沢山出てるけど、

自分の本当の気持ちがわからないから、やっぱりどうしていいかわからない。

いつも、自分の気持ちを抑えて後回しにしていたら、

いつの間にか、自分の気持ちがわからなくなっていた。

本当の自分は、どう思っているんだろう?

本当の自分って・・・

ずっと『いい人』をやり続けている人は、こんなふうに感じている人が殆どでしょう。



嫌なことはやらなくていい

疲れ切ってしまったあなたは、これまでずっと頑張ってきたと思います。

努力の人です。

偉かったです!

ずっと我慢して、これまで沢山の人を支えてきた。

本当にお疲れ様です。

これからは、自分のことを真っ先に考えてください。

どうしたいらいいかわからなければ、

本当はやりたくないと思っていることをやらなければいいのです。

あなたがやらなくても誰かがやります。

誰もやらないなら、話し合えばいい。

そして、余裕のある時に手伝えばいいんです。

そうしたら、やる事がなくなる?

いいんです。

少しは休みましょう。

やりたい事が何なのか、思いつくまで。



満たされること

運気は、気持ちが満たされた時に上がります。

例えば、運気がいい時であっても、

満たされていなかったり、無理している時は良い結果は生まれないんです。

重要なのは、あなたが満たされていること。

今、あなたは満たされていますか?

心から笑えていますか?

あなたは、満たされていいんです。甘えていいんです。

だから一人で夜に涙しないでください。

それに、誰かの犠牲に、人の本当の幸せはありません。

あなたが自分を犠牲にしていたことを知ったら、周囲の人はきっと悲しむでしょう。

あなたはもう、無理に自分を作ることはありません。

いつかあなたが、本当に心から笑える時が来ることを願っています。

2025年10月23日木曜日

頑張りすぎて疲れているあなたへ〜一息つく時間を


こんにちは。

マヤ暦ライフアドバイザーの田中 智咲斗です。

今回は、居酒屋での占いの時に感じたお話をさせて頂こうかと思います。

私は、北の大地・札幌で普段はオンラインで占いをしているのですが、

月に2回ほど、すすきのの近くのある『二条市場』の中の居酒屋でも

占いをさせていただいています。

オンラインが便利な世の中になりましたが、居酒屋で占いを続けるのは、

気楽に立ち寄れて、それでいて、お酒を飲みながらリラックスして“本物の占い“ができるからです。

実際に、居酒屋での相談者様の殆どが占い未経験の方で、気軽に体験できるのが魅力でしょう。

近所の野良猫が遊びに来ることもあり、暖かい居酒屋の雰囲気が好きで、リピートする相談者様も多いです。

先日も、常連さんが予約をしてくださいました。



居酒屋の温もりで、心がほぐれる時間

予約当日、その常連さんは予約時間ギリギリにお店に入ってきました。

「すみません、ギリギリになって・・・」

と言いながら、重たそうな荷物を携えている姿は、まさに“お疲れ“そのもの。

寒かったのでしょう。頬は赤く染まっていました。

「時間なので早速お願いします。」

と気遣ってくださるお客様に、まずはカウンターに座りましょうと答えました。

相談者様は、時間を気にしてくださいましたが、あまりにもお疲れのご様子を放っては置けません。

「今日はまだ他に予約がないので。まずは、今日は温かいものをいかがですか?」

と飲み物をお勧めしました。

グッタリされていた相談者様が、ホットドリンクを両手で包むように持ち、「ふぅ、ふぅ」と冷ましながらひとくち飲むと、

疲れが溶け落ちたかのように、みるみるとお顔に明るさが戻ってきたのでした。



疲れての原因は、合わない仕事!?

相談者様がすっかり落ち着いた頃、飲み物を持ってテーブルに移動して占いを始めました。

今回のご相談は、転職についても聞きたいとの事だったので、現在の職業を伺いました。

すると途端に、相談者様の疲れの原因がわかったのです。

どういうことかというと、その時、相談者様が従事している仕事は、マヤ暦から見ると、相談者様にとって全く合っていなかったのです。

合わない仕事で無理していたので、ご本人の想像以上に神経を使ってるのではないか?と尋ねてみました。

すごく気を使うとの事でした。

さらにお話を聞くと、以前は別のお仕事をされていたのだそうです。

それが、『コロナ』をきっかけに続けられなくなり、仕方なく今の仕事を始められたそうです。

私は、お店に入ってきた時の相談者様の姿を思い出しました。

疲れ切って、息を切らせながら入ってきた姿を思い出した時、もうこの人をあんなに疲れさせたくない!という感情が湧いてきました。

相談者様は、どうしてこんなに毎日疲れているのか不思議でたまらなかったのだそうです。

合わない仕事を続けることのリスクをお話しし、転職することと、いつぐらいがベストの時期なのかをお伝えし、占いは終了しました。



気軽な雑談が、居酒屋の楽しみのひとつ

自分のやりたい仕事をしても良いという結果が出たためか、相談者さんはとても晴れやかな表情になりました。

カウンターに戻り、もう一杯飲み物をご注文されました。

他にお客様もいなかった為、私もカウンターで飲みながらお店のスタッフも混ざって雑談が始まりました。

ご結婚が近いとのことで、お二人にとってのおすすめの結婚式のスタイルについて話をしたり、婚約者をうまく誘導するアドバイスなど。

占いの時間は過ぎましたが、余裕がある時に、占い師と雑談できて、開運のアドバイスが聞けるのも、居酒屋ならではです。

グラスが空になった頃、すっかり満足された表情になった相談者様は、入ってきた時とは見違えるように、明るい顔でお店を後にしました。



オンラインでは提供できない“癒し“

オンラインでの占いは私にとってもとっても便利で助かってる部分は大きいです。

お客様にとっても、わざわざ予約時間に合わせて出掛けることもなく、ご自分のお好きなリラックスできる場所で占いを受けることが出来るのでやはり便利なようです。

ですが、居酒屋で占い受けた殆どの相談者様は、次回ご予約くださる時はオンラインではなく居酒屋の方にお越しくださります。

伺ってみると、居酒屋のお店の雰囲気がいいようですね。

お酒が飲めて、お食事もでき、何より相談者様の様子に合わせて接してくれる、そんな温もりが感じるからこそ、また居酒屋にリピートしてくれるんでしょうね。

自宅よりも満足できる空間が、居酒屋にはあるようです。

私が居酒屋で占いを続けるのも、同じ理由です。

その温もりや空気が、お客様に伝わってるようで、嬉しいですね。

居酒屋は、人と人が出会い、癒し合う空間。

そんな素敵な場所で占いができるのを光栄に思います。

皆さんも機会があれば、寄ってみてください。