2020年6月13日土曜日

13の神々~9の神~ベレヘブ(太陽の音)







9の神~蛇の神~ベレヘブ(太陽の音)


マヤの文化神は『ククルカン』。金星にまつわる神で蛇の頭とケツァル鳥の体を持った神です。

『夜の9神』を束ねる神で、大地の母である『水の神』でもあります。

大地に根を下ろしたしっかりとした生活が望ましいのですが、その大地をより豊かにするために、可能性を求め沢山のことに興味を持ち、入り込みます。

広い大地を根本とした意識の中、形や肩書に囚われることなく、時に大地が大きく揺れ動くように、何度も姿形を変え、生まれ変わりを遂げ、様々な失敗や挫折の中から真の姿を見出すでしょう。

その悟りから人々を支え、脈動を促すのです。

大きな揺れ動きを、自ら起こし周囲を混乱に巻き込まないためにも謙虚さと言動に気を付ける必要があります。

2020年6月12日金曜日

出会いと別れ

『神は人を配置してメッセージを伝える』

マヤの民はそう考えていました。

出会いや人間関係は神が現世の人々に与えるメッセージであると。

マヤ暦では人と人の関係性、相性を見ることが出来ます。

その中で最も良い相性などがあります。

私たちは、神々が与える時とともに移り変わるエネルギーに影響を受けながら、人々と様々なつながりを持つことになります。

その出会いや出来事そのものが、神が私たちに与えるメッセージなのです。

出会いは必然であり、そこから生まれる感情や思考が私たち自身の成長につながるのです。

大変興味深いですよね。

永遠につながりを誓う出会いもあれば、悲しい別れもある。

その時に胸の奥にわいてくる気持ちを素直に受け取りましょう。

そして、どんな困難も悲しみも、いずれは人生の糧になると信じて、臆することなく前へ進んでゆきましょう。



13の神々~8の神~ワシャキブ(銀河の音)








8の神~若いトウモロコシの神~ワシャキブ(銀河の音)


マヤの神話では「人間はトウモロコシの粉と蛇の血で作られた」と伝えられています。

そのため、トウモロコシの黄色は大地の色とされ、マヤのシンボルカラーともなってます。

この神は『風の女神』でもあり、生命に息吹を与え、大地を黄金色に身のさせる富と豊穣の象徴です。

この神に守護された場合、アイデア豊富で創造的な仕事をする能力を得ます。

ただ、神話の中では「昔々、トウモロコシの種は硬い石の殻に入っていて、なかなか目が出なかったが、雷がその石を割ったのである」と伝えられています。

普段から、自分がどのように周囲から見られているのか意識して、常識に囚われやすく、トウモロコシの殻のように頑固になりがち。

周囲の意見に耳を傾けることで、更に富と豊穣が得られるでしょう。

2020年6月11日木曜日

13の神々~7の神~ウクブ(共振の音)






7の神~夜の太陽の神~ウクブ(共振の音)


『夜の太陽』とは暗闇を見通すジャガーの目のこと。

ジャガーのように見えない遠い未来を予知する予言者を表します。

マヤの民はカレンダーラウンドに従い、過去の出来事から未来を予測していました。

『歴史は繰り返す』その言葉そのものも日々の営み中で重要とされていたのです。

『夜の太陽の神』は思い描いた過去の歴史を未来へと予測し実現可能な能力を秘めます。

ただし、イメージしたそのものがネガティブなものである場合もそれが現実となってしまいます。

過去の悪いイメージにとらわれず、未来への明るいイメージを重ねることで、周囲も含め豊かな時を実現することでしょう。 

2020年6月10日水曜日

13の神々~6の神~ワキブ(律動の音)






6の神~雨と雷の神~ワキブ(律動の音)


マヤでは雷を『神の言葉』を伝える伝達者と信じられています。

神は稲妻で天と地をつなぎ、落雷の轟く雷鳴でメッセージを伝えるのです。

嵐のように強いエネルギーに翻弄されるがごとく、行動の振れ幅も大きくなるでしょう。

小さくまとまるよりも大胆に動き、内に秘めた聖なるエネルギーを体現しましょう。

沢山の出来事に触れ、疲れ、挫折しながら、内面を見つめ成長していく姿こそ、伝達者として周囲に刺激を与える役割を果たすことになるでしょう。

偽りのない言動と翻弄されるがごときの出来事が、その瞬間瞬間を豊かにします。