2020年9月3日木曜日

顕在意識と潜在意識

 前回の投稿 20の神々と意識 の中で、20の神々のエネルギーは複数通りに影響を及ぼすとお伝えしました。

ではどのように影響するのでしょう。

何度もお伝えしておりますが、20の神々のエネルギーは『意識』となり、人の心に宿ります。

そして、生まれ持った人間性を格付ける意識は『顕在意識』と『潜在意識』に分かれます。

260のタイプのうち、多くの場合はこれらは全く別のものが組み合わされます。

つまり、一人の心に、異なった意識が同時に存在するのです。

不思議ですよね?

ですが、みなさんはご自身の心の中に全く異なる性質の価値観をそれぞれ感じ取ることはありませんか?

そんな時は、迷ったり、ブレて居るのではないか?と自信を無くしたり、自己否定したり、はっきり言葉にできなかったりといった経験をされたのではないでしょうか?

そういう複雑な人の心理を、マヤの人々は実に正確に細分類しました。


ではそれらはどういった関係性なのでしょうか?


『顕在意識』は表面化しやすい意識として認識されています。

わかりやすく例えると、『見た目に認識しやすい性質』です。

『潜在意識』は心の奥の方に潜っているように存在する意識となります。

そのため、周囲からは認知されにくく、場合によってはご本人でさえも気づいていない事も。


人の心は複雑と言いますが、マヤ民族の視点から見ると、なるほど複雑になるのもわかります。

では、マヤの人々はこの複雑な心の在り方どのように捉えていたのでしょう。

彼らは人の心を植物の木に例えていました。




『顕在意識』は木に例えると『枝』『葉』

これらは現世において活動やコミュニケーションに役立てるツールとして神が与えてくれたのもとされていました。

『潜在意識』は木の『根』

現世においての目的や活動のエネルギー源として神が与えてくれた性質であるとされていました。


神々は人に異なる『意識(価値観、性質)』を与えるのは、そのことによって人が悩み、迷い、苦しみ、そしてそこから学んで成長することを願ってのこと。

そして、『見た目』の『顕在意識』だけではなく『潜在意識』である『根』も大切にし、木がやがて『花』や『実』を付けるように、人々も心豊かに在ってほしいとマヤの人々は解いていました。


さて、いかがだったでしょう。

2回にわたって『顕在意識』と『顕在意識』についてお伝えしてまいしましたが、ご理解いただけたでしょうか? 

「マヤ暦は難しい」というご意見が多かったため、私なりにご説明させていただきましたが、やはり複雑な説明になってしまったと実感しております。

今後、更にわかりやすくご説明できるように、文章力を磨いてまいります。

2020年9月1日火曜日

20の神々と意識

前回の投稿で『意識』は人の心に宿った、20の神々のエネルギーであるとお伝えしました。


『意識』は3種類に分けられます。

『顕在意識』『潜在意識』『無意識』 この3種類です。


今回は『顕在意識』『潜在意識』についてご案内します。

ここで疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

『意識』は人の心に宿るのに、なぜ何種類もあるのか?

その疑問に詳しく触れていきたいと思います。


以前マヤ暦のサイクルについてご説明しました。


『意識』は『20の神々』が毎日入れ替わり生まれた人の心に宿ります。

その毎日入れ替わる神々のエネルギーが『顕在意識』です。

では『潜在意識』はどのように宿るのでしょうか?

『20の神々』は毎日入れ替わる際、13の神々が『1』の時、その後13日間暦の表側で入れ替わる神々のエネルギーの裏で、緩やかにそのエネルギーを発揮します。
13日間ごとにこれが繰り返されます。それこそが『潜在意識』なのです。


少し複雑かもしれませんね。

つまり20の神々のエネルギーの影響作用は複数通りあり、それが地球上のあらゆる出来事や、私たちの心への宿り方に影響を与えているという事なのです。

この点が、「『マヤ暦』は難しい」と言われる所かもしれません。


マヤの民は遥か太古から数多の星を観察し、多くの地球の出来事を記録し、宇宙と時の流れと地上の出来事を検証し、正確無比なカレンダーや建造物を残した人々でした。

その正確性から、複雑な宇宙の仕組みについての解釈にも至っていたのかもしれません。
残念ながら、多くの書物が宣教師たちによって廃棄されてしまったため、それらについては空想でしかありませんが。

ただし、マヤの民の一見複雑かつ立体的な宇宙感覚は神聖暦『ツォルキン暦』にも反映されており、私たち人間の複雑な心を在り方を見事に解いていると言えるでしょう。

次回は『顕在意識』『潜在意識』がどのように宿っているのかをご説明したいと思います。




2020年8月31日月曜日

意識と銀河の音

 マヤ暦占いで必ず登場する言葉に


『顕在意識』『潜在意識』『銀河の音』


というのがあります。


これらは何か?

実は、神々から受け継いだエネルギーの事なのです。

マヤ暦から見る個性 で13の神々と20の神々がそれぞれ宿るとお伝えしました。


20の神々は『顕在意識』『潜在意識』として、人の心に、

13の神々は『銀河の音』として、人の体、もしくは体を司る脳に宿ります。





心と体に影響するエネルギーがそれぞれ別の性質というのは、マヤの特有の考え方です。

非常に興味深いと思います。


例えば、こんな人に出会ったことはありませんか?

価値観がとても似ているのに、やり方が全然違う人。
癖は似ているのに、価値観が全く違う人。

それは、『価値観=意識』『行動、癖=銀河の音』それぞれ違うものが、それぞれに宿っているからなのです。

心と体にそれぞれ宿るエネルギーを組み合わせ、細分化させることで、
マヤ暦占いは260パターンの個性診断を導き出しているのです。


いかがでしょう?
マヤ暦占いの個性診断に関してご理解が深まりましたでしょうか?

『顕在意識』と『潜在意識』に関しては、次回以降ご案内したいと思います。

2020年8月27日木曜日

黒キンとは?

マヤ暦占いの260のサイクルの中に『黒キン』というエネルギーを持つものがあります。

5分の1の割合でランダムに存在します。

通常の日より、宇宙と地球のエネルギー が高まる日と言われ、普段よりも活発になる傾向があります。

例えば、猛暑、爆弾低気圧などの自然現象。政権交代、暗殺事件などの社会現象など。

身近なところでは、体調不良を感じたり、予定がうまく進まないなど、何かと翻弄されるのが特徴です。

そのため、マヤンシンパシーでは、『黒キン』が巡ってきた日は、なるべく午前中から活発に行動するようにとおススメしています。

先んじて行動することにより、後の時間にエネルギーの滞留を防ぐことが期待され、それによって「振り回された」という疲労をより感じなくなるためです。


さて、『黒キン』は、日々の出来事だけではなく、生まれてくる子供にも影響を及ぼします。

つまり、『黒キン』の日に生まれた人は、その強いエネルギーを受け継ぎ、非常に影響力の強い性質を持ち合わせるのです。

例えば、日本では歴代の総理大臣に多く、世界的にはビートルズの4人が全員『黒キン』と言われています。

4人とも全員『黒キン』になる確率はわずか0.0016%。

希少性と、彼らが短期間の活動にも関わらず、広く世界で活躍したことに頷ける気がします。

ただし、彼らがこれほどまでに著名になったのは、彼らの情熱と努力があったからであることは、言うまでもありません。




2020年8月26日水曜日

キンとは?

キンを表すマヤ文字
 

マヤ暦占いでたびたび耳にする『KIN(キン)』という言葉。

これはマヤ語で『日(にち)』を表します。

マヤ文明ではカレンダー同様、『日』も重要とされていました。

そのため、この文字はしばしば、最高神『太陽』を表す文字としても表現されています。

『太陽の神』は全てを包含する神ですから、瞬間的な時間がすべての時空を意味しているという、マヤの民の宇宙観を表しているのかもしれませんね。


カレンダーの中ではこの文字は日数をカウントする際に使われます。

例えば『16日』という日は、マヤでは『16キン』と呼びます。


マヤ暦占いでは、この言葉はナンバーの意味合いを持ちます。

始めに、生年月日から260のタイプ分けをします。

これは『ツォルキン暦』をもとにするのですが、この時に260のうちの何番目にあたるかを表す際に、使用します。

例えば、260の中で45番目にあたる場合『KIN 45』と表示します。

これば10進法に置き換えた表示の仕方で、20進法のマヤ文明では『2 ウィナル 5 キン』または、『2 イミシュ』と呼ばれます。

この表し方では当然わかりにくいですよね??


ということで、マヤ暦占いで使われている『KIN(キン)』とは、260のタイプ分けする際に何番目に当たるかを表す『ナンバー』の意味合いとして使われるようになったのです。


マヤ暦は聞きなれない言葉が多く登場しますが、知っていくうちに魅力的に感じていけると思います。

今後も是非ご興味ください。